1625 Studio

音楽とギターの話がメインのブログです。 たまに野球ネタも・・・

JAZZ

セッション2014 -“ランディ・ブレッカー&マイク・スターン”BAND-

10月5日(日) 午後10時30分~午後11時30分の放送です。

らじる★らじるで忘れずに聴かないといけません。(笑)

これもNHKふれあいホールで公開収録したのかなぁ~。
完全にチェックが漏れていました。

抽選なのは解ってますが失敗したなぁ~、なんて。

とりあえず楽しみです。 

CHICK COREA/STANLEY CLARKE DUET

先週までは、Chick Corea/Stanley Clarke Trio with Marcus GilmoreということでBlue Note Tokyoを会場にライヴをやってましたが、今週以降は、一人減ってChick Corea/Stanley Clarke Duet Tourということで全国を回っています。

ボクは、Chickさんも、Stanleyさんも大ファンという訳ではないのですが、近くまで来てくれたので観に行って来ました。

結構前の方で観れましたよ。

IMG_1434_R
 
ボクにとってのChick Coreaは、学生時代は取りあえず興味があってAkoustic Bandは
聴いたことがあるんですが、結局あまり好きになれず聴き込んでいません。

ギターを習っている時は、師匠から薦められて、Elektric Bandを聴きました。
師匠からは、絶対Scott Hendersonは、ボク好みだろうからということでしたが、
こちらもあまり好きになれず聴き込んでいません。

Return to ForeverもCDは買ったものの、好きになれずほとんど聴いていません。
 
よって、Chick Coreaについては何も知らないも同然です。(泣)
正直に言えば、何か肌に合わないような気がしてました。

一方、Stanley Clarkeですが、昨年New Yorkに行った際、行くはずだったYankeesの試合が雨でサスペンンデッドになったので、やることが無くなってBlue Note New Yorkまで、Stanley Clarke & Hiromi Duoを観に行きました。
どちらかといえば、上原ひろみを観たかったわけですが・・・

Stanley Clarkeのライヴが初回から2回続いてPiano Duoというのも珍しいんじゃないでしょうか。(笑)

1曲目はThe Song Is You、2曲目はSomeday My Prince Will Comeとスタンダードで幕を開けました。

それぞれCharlie ParkerとMiles Davisの名演で有名な両曲ですが、巨匠へのリスペクトというのもあると思いますが、地方公演ということで気を使ったのかななんて思ったりもしました。(笑)

Chickは、Miles DavisのTシャツを着ていて、終始御機嫌。
何度もMiles DavisのTシャツだぜっ!!とアピールしてました。
まぁ、Milesバンドのメンバーだった訳ですから良しとしましょう。

Someday My Prince Will Comeは、Stanley Clarke & Hiromi Duoでも演っていた曲です。
間違いなくStanleyがやりたいといった曲でしょう。

3曲目はBluesでした。
ボクの中では、ChickのBluesというとイメージが違うのですが、Stanley Clarke主導のBluesという感じでしたね。
Chickは、ソロというより、Call & Responseで会場を盛り上げてましたよ。

4曲目は、Return To Foreverの"No Mystery"。
客層を見る限り、Return To Foreverをリアルタイムで経験した方が多いようで、待ってました!!という感じのリアクションでした。



5曲目は、何故かバッハ。
Flute Sonataのフルートパートをコントラバスで弾いておりました。
教養を示したいんですかね?(笑)
この2人なら何の違和感もないのですが、わざわざやることもなかろうにといった感じがしました。

Stanleyのソロタイム

Chickのソロタイム

と続き、そして最後の曲は、La Fiestaでした。

お約束のアンコールは、やっぱりSpain!!
自分も大好きな曲の1つです。

イントロのアランフェスもテーマなしで、ソロに流れ込むといった感じでした。
テーマに戻ることもなかったので、一度もテーマが弾かれてません。

お約束といっても、本人が演奏するSpainはやっぱりグッと来るものがありますね。
この1曲を聴けただけでも来た甲斐があったというものです。

演奏終了後は、どこからともなくHappy Birthdayの歌声が・・・

そうChickは、日本で72歳の誕生日を迎えたんですね。

ライヴを聞く前は、Chick Coreaって結構難しい演奏をする先入観があったんですが、今回の演奏は先入観が完全に覆されるほど、解りやすい演奏でした。
それは自分の勘違いだったのかもしれませんね。(笑)
百聞は一見に如かずということでしょうか。

余談ですが、全国ツアーは、Blue Note Tokyoが前面バックアップしているようで、ホールの外にはBlue Noteのトラックが止まってました。

IMG_1437_R

Stanley Clarkeのコントラバスとか、これで運ばれて来たんですかね?

最初は、どんな曲を演奏してくれるのかなと思っていましたが、このツアーは、Duetによるスペシャルツアーということで、Blue Noteでのライヴと演奏した曲も全然違ってました。
そこにボクは彼らの誠意を感じました。

Celebrating Duke Ellington

今日はJLCO w/ Wynton MarsalisのLiveをネットで観てたんですが
お題は、「Celebrating Duke Ellington」でした。

Duke Ellington Orchestraでないというのが新鮮ですね。

何で今、Ellingtonなのかということを考えてみたところ、
4月29日がEllingtonの誕生日なので、それを祝った演奏会と判明。

一応、自慢しておきますと、ボクはDuke Ellingtonの墓参りを
したことがあります。
現代アメリカ音楽の父とも称されるEllingtonですが、
あまりにも質素なお墓に驚きました。

ボクもEllingtonの曲を演奏することがあるんですが、
Stain Dollが小粋な感じで好きです。



フルバンドのライヴを観ることはあまりないので勉強になったんですが、
こういった本格的なフルバンドのギタリストは、ピックギターの音をマイクで
拾うんですね。

ビッグバンドが華やいだ時代は、ギターアンプなんて無かった訳で、
当時の雰囲気を再現するには、ピックアップで拾った音ではダメで
生音をマイクで拾うのがベストなんですね。

それとギタリストは全曲で参加するのではなく、ギターが必要な曲のみの
参加で、不要な曲の時はステージの袖に引っ込んでました。

アップテンポな曲は、ギターの刻みが良く合うんですが、
スローなバラードでは、4つ刻みはやっぱり馴染みませんからね。

ん~勉強になりますねぇ。

WILL LEE’S FAMILY featuring STEVE GADD & CHUCK LOEB

先日の予告通りWillを観に行きました。

IMG_1040_R_R

初日の2ndを観たんですが、丁度受付を開始した頃なので18:00くらいでしょうか・・・
ちょっとしたアクシデントがありまして、COTTON CLUBの入っている東京ビル TOKIAに
火災報知器の音が鳴り響き辺りは騒然となりました。
ボクは心の中で、「ここでキャンセルは勘弁してよ・・・」と思いましたが、ただの誤作動で
杞憂に終わりました。

そんなこんなでしたが、無事開場しました。
お客さんの入りはご覧の通りです。

IMG_1049_R_R

ボクは真ん中の席を希望したのですが、後ろの方になるということで
Willの真ん前の席に案内してもらいました。

Willの真ん前は嬉しいんですが、音のバランスがどうしても崩れるんですよね。(泣)

IMG_1059_R_R

SadowskyのWill Lee ModelとPedullaのフレットレス・ベースを使用してました。
ベース・アンプは、HartkeのLH1000でした。
New Yorkでは違うアンプを使ってたのでレンタルかもしれませんね。

Willの足元はこんな感じでした。

IMG_1056_R_R

Will Leeの使用機材です。
※Boss RC-2は廃番のためRC-3を載せました。

 



一方、Chuck LoebのギターはSadowskyのソリッドを2本とエレガット1本。
アンプはFender TwinReverbをステレオで鳴らしていました。

IMG_1053_R_R

足元はこんな感じです。
Foxrox Octron 2というオクターバーもセットされていましたが、
使ってなかったような気がします。

IMG_1054_R_R

IMG_1052_R_R



 




BOOROCKSのLEON Multi-Driver MD-1とRISE Clean-Booster CB-1も使ってました。

WillもChuckもワイヤレスシステムにLine6のRelay G50を使用してたのが
興味深いところです。

機材リポートはこの辺で終了。(笑) 

BossのLoop Stationを使った一人パフォーマンスで静かにShowが始まりました。
Hello Tokyo (On Broadway)という曲みたいです。

「Hello Tokyo」
「コンバンハ」
「オハヨー」
「ダイジョーブ」
「Look My Band Look My Band」

こんな歌詞でした。
一人ボケ&ツッコミで掴みはOKです。(笑)

2曲目はWillのソロアルバム「Oh!」から"Kissing My Love"です。
ちなみにCDでもSteve Gaddが叩いています。
今更ながらBill Withersがオリジナルって初めて知りました。

「ブギを聴きたいか!!」
「ブギを聴きたいか!!」
とWillが煽ったにも関わらず客の反応がイマイチで、「Forget It!!」と言ってました。
この辺のセンスが何ともWillらしく微笑ましい。(笑)

3曲目はもちろんThe Brecker Brothers Bandの「If You Wanna Boogie...Forget It」です。
オリジナルもWillが歌ってるんですよね。

ボクはインストと歌が半々の構成になるのではないかと予想してましたが、
予想は外れ、歌中心のステージでした。
もちろんベースは弾きながらです。

インストはといえば、Chuck LoebとのDuoでCharles Chaplin作曲のSmileを演奏してくれました。
ほぼソロ・ベースで、Chuckが色を付ける程度だったんですが、本当に良かったです。

歌物で特に良かったのはWillのソロアルバム「Oh!」にも収録されているTOTOのカバー曲
"Georgy Porgy"と”24th Street Band の"Shoppin' Round Again”です。
この曲を聴けただけでも来た甲斐があったと心底思いました。
本当に贅沢な演奏です。
至福のひと時でした。

"Georgy Porgy"はメンバーみんなソロを回したんですが、
ピアノのOli Rockbergerは、かなりアウトして、危ういギリギリの線を行く
スリリングなソロでした。
彼はこんなにピアノが弾けるとは知りませんでした。
どうやらBerkleeの卒業生みたいですね。
彼は顔で弾くタイプのピアニストで、何か小動物のようにも見えます。
今後の活躍に期待です。

Chuck Loebは流石のソロを取りますね。
フレーズも構成も流石の一言です。
どのソロもストーリーを感じます。
昔から大ファンなんですが、ライヴであんなに熱いパフォーマンスをする
人とは知りませんでした。
本当にいいギタリスト&コンポーザー&アレンジャーですね。

Giulio CarmassiはT.Saxでソロを取ったんですが、何て言ったらいいんですかね。
パワフルなソロでした。(笑)
強引過ぎて笑ってしまいました。
彼はSax奏者としては大成しないでしょう。(笑)

"Shoppin' Round Again”は、演奏前にHiram Bullock復活の儀式がありました。
いやぁ~、めちゃくちゃカッコよかったです。
Hiram Bullockが乗り移ったChuck Loebと盟友Will Leeはステージを飛び出し
客席を練り歩き、そしてテーブル上を移動しながら熱演です。
本当に懐かしい光景です。
これが観たかったんですよ!!
会場は最高潮に達しました。
Chuck Loebは、弦をぶちきる程の熱演でしたよ。

Steve Gaddは、最初顔が赤かったので1stと2ndの合間に、一杯引っ掛けてきたのかな
なんて思ってましたが、ドラミングは流石ですね。
決して手数が多いタイプではないんですが、何ていうんでしょう。
無駄な音が無いというか、一音一音に意味があり且つグルーヴィーみたいな・・・
自分はSteve Gaddの良さを全く解ってなかったですが、ライヴを聴いてみると
確かに気持ち良かったです。
客席にはSteve Gaddのファンがかなり多かったように思えます。
それと"Shoppin' Round Again”でのソロもタメが効いていて特に気持ちよかったです。

Steve GaddとChuck Loebという凄腕の大物ミュージシャンを従えて
こんな素晴らしいShowが出来るのも、単にWill Leeの人柄によるものでしょう。
今年の夏、New Yorkで会った時にも楽屋に招き入れてくれて、本当に素敵な
思い出が出来ました。
本当にナイスガスです。

来年の夏には新作をリリースするらしいのですが、本当に待ちどおしいです。 

同日1stの模様がアップされていますが、Willの衣装とか違うんですね。
2ndでは赤いベストを着ていて、60歳になったWillが赤いちゃんちゃんこを
着ているようにも感じられました。(笑)
いつまでも素敵なWillですが、真っ赤なベストはマズかったかな。(笑)

公演終了後にサイン会があったのでChuck Loebにサインしてもらいました。

R0012077 (640x480)

Giulio Carmassi

来週、WILL LEE’S FAMILY featuring STEVE GADD & CHUCK LOEB
ということでWill Leeがまたも来日しますが、Will Leeがリーダーで
来日するのは恐らく初めてなんじゃないですかね?

更には、Steve GaddとChuck Loebをフューチャーするということで
かなり贅沢な音楽が聴けるのではないかと期待しています。

実は、Steve Gaddのデッドな音が好きじゃないので、
これまで一度も観に行ったことがありません。

その昔、Will Lee & Steve Gaddのリズム隊でSOUL SURVIVORSを
観に行こうとしたことがありましたが、何と急遽メンバー変更となり
Gordon Edwards & Bernard Purdieのリズム隊を観ることになって
しまったということがありました。(笑)

まぁ、結果としてライヴでBernard Shuffleを満喫出来たし、Bernard Purdieの
大ファンになる切欠となったので結果オーライだったんですが・・・

多くのドラマーがNo.1に挙げるSteve Gaddですし、Will Lee & Steve Gaddの
組み合わせも相性がいいと言われているので初Steve Gaddを楽しみにしてます。
いい意味で期待を裏切って欲しいです。



それと、上記3人の他にキーボード2人を連れてくることになってますね。

Oli RockbergerとGiulio Carmassiです。
2人とも日本では殆ど無名といってもいいのではないでしょうか?

2人ともただのKeyboardistではないんですよ。(笑)

Oli Rockberger君は、今年9月にNew Yorkで観ました。

The Brecker Brothers Reunionのライヴにゲスト的に
参加して彼を持ち歌を1曲披露してましたよ。
なのでVocalのイメージが強いですね、ボクにとっては。

ちなみに彼はイングランド出身のようです。
同じイングランド出身のJanek Gwizdalaとも吊るんですね。
知らなかった・・・

次のJazzシーンを共に牽引して欲しいものです。



Giulio Carmassiについては全く情報が無かったので
調べてみました。

何やら面白そうなヤツじゃないですか!!














こういうのを器用貧乏というんですよね。(泣)

しかし、こういうユーティリティープレヤーがいることで 
Will LeeがBassから離れてGiulio CarmassiにBassを
弾かせて暴れるなんてのもあるかもしれませんね。(笑)

これは期待大です。


LIVE WEBCASTS FROM JAZZ AT LINCOLN CENTER

New Yorkに行ったときにLiveの予約をしていた関係で
JAZZ AT LINCOLN CENTERからe-mailが届くんですが、
インターネット無料中継のお知らせだったので早速アクセスしてみました。

New Yorkとの時差の関係で、こちらは日曜の朝なのですが、
休日にゆったりと、無料でLiveを楽しむことが出来ました。

今日は2会場からの中継です。

Live from The Allen Room Joe Henderson's 75th Birthday
Live from Rose Theater The Best of Blue Note Records

Rose Theaterは円形劇場みたいな感じで主にBig Bandなので、
とりあえずThe Allen Roomを覗いてみました。

そしたら出演者はChris Potter!!
大好きなT.Saxプレヤーなので、超ラッキー!!

Joe Henderson 75th Birthday Celebration
Bobby Hutcherson, Renee Rosnes, Bob Hurst, Lewis Nash, Jeremey Pelt, Michael Dease

 IMG_0455

IMG_0460

画質も音も良かったので凄く楽しめました。

JAZZ AT LINCOLN CENTERは今年で25周年ということでいろいろな企画をやっていますが、
今回は思いがけない素敵なプレゼントでした。


Charlie Parker Place

再びNew Yorkネタで恐縮です。

RIMG1434_R

昨年はMiles Davisのお墓を尋ねましたが、今年のJazz Spot巡りは、
伝説のJazzman、Charlie Parkerが住んでいたアパートを訪ねてみました。

ここはAlphabet Cityと呼ばれる場所で、Manhattanを縦断する1st Avenueより
東側のエリアです。

Manhattanのほとんどは、1st Avenueより西側のエリアになっていて、Avenue名の
ほとんどが数字なっているんですが、Lower East ManhattanのEast River側に突き出た
部分は、AからDがAvenue名になっています。

Parkerが住んでいたアパートがあるAvenue B辺りはCharlie Parker Placeという
名称で親しまれています。

RIMG1444_R

これがParkerが住んでいたアパートで、現在はNew Yorkのランドマークに
指定されています。(とはいえ4年しか住んでいないんですね。)

Milesの自伝によると、Milesのアパートに転がり込んだりしてたので、
彼の波乱に富んだ人生と短い人生を考えると、Parkerが住んでいたアパートと
いえるのはここくらいしかないんでしょうね。

RIMG1437_R

こんな所へ観光に来るのは、ごく一部の日本人だけでしょうか?
観光客らしい姿は、どこにも見当たりませんでした。

ここは昔、相当治安が悪かったみたいですね。

1980年代にはアルファベットの頭文字から
Avenue A:Alert(注意)
Avenue B:Beware(用心)
Avenue C:Caution(警戒)
Avenue D:Danger(危険)
と言われていたとか・・・

治安が改善したといわれる現在でも、そういう空気感が残ってる感じがします。
深夜一人では行きたくないですね。

時代によっても違うと思うんですが、ボク的にEast Villageはユダヤ人エリアだと
思っていたので、黒人のParkerが住んでいたというのは意外でした。

Avenue Bを挟んだ向こうにはTompkins Square Parkという公園がありまして、
Charlie Parker Jazz Festivalが毎年8月に開催されているようです。

RIMG1446_R

公園に入ってみると、ヘボいSaxの音が聞こえてきたので行ってみると・・・

IMG_0724_R

SaxとTromboneとメタルギターという世にも不思議な組合せの方々がいました。(笑)

そもそもこの人達知り合いなんでしょうかね?
変形ギターのオヤジはアンプを繋いでいないのに何故かノリノリです。(泣)

RIMG1449_R

Tompkins Square Parkにもリスがいました。

テーブルを卓球台に見立てて卓球をする(あまり上手でない)中国人がいたり、
他の公園とはちょっと変わった公園でという印象でした。(笑)

ほとんど足を運ぶことのないEast Villageですが、こんなところでした。

Berklee College of Music

BostonはNew Yorkと較べて、実に爽やかです。

そしてアメリカというよりはヨーロッパのような街並がとても素敵で、
何だか空気までいい香りがします。

Fenway Parkに行った足でバークリー音楽院にも行ってみました。

Fenway Parkからは余裕の徒歩圏内です。
途中にGuitar Centerを発見してしまいました。(笑)
きっと学生もここで楽器を購入するんでしょうね。

ということで寄道しながらも公園沿いに歩いてバークリー音楽院に到着しました。

RIMG1872_R

 RIMG1873_R

バークリーと言えば、

Mike Stern
Keith Jarrett
John Abercrombie
John Scofield
Steve Vai 
John Mayer 

自分の好きなミュージシャンがどんどん挙がっていきます。
傾向としては、卒業するより中退した方が活躍する傾向にあるようです。(笑)

今や、日本中にバークリー卒、バークリー中退が溢れていて、何ら珍しい存在でもありませんが、
ちなみにボクの師匠もバークリー卒です。

昔ギターを習っていたころ、レッスンで師匠にバークリーのロゴ入り五線譜を渡され、
凄く嬉しくてコピーして使っていました。
それで今回、近くにあるオフィシャル・ブックストアで大量の五線譜を購入して来ましたよ。(笑)

バークリーがJazzを駄目にしたなんて論調もあるようですが、自分はそうは思いません。
暇とお金があれば、じっくりとここで学んでみたいんですがねぇ・・・

The SESSION 2012

3度目の応募で観覧募集に初当選しました!!

ラッキー!!

その日は、どこのJAZZクラブも面白そうなLiveを
やっていないようなのでかなり嬉しいです。

後日リポート致しますのでお楽しみに。

Joe Pass

これまで一度もJoe Passに触れたことが無かったので、
Joe Pass Guitar Styleに触れたついでに書いてみようと思います。

無理やりジャンル別けすれば、自分はコンテンポラリー・ジャズを
中心に聴いて来たので、Joe PassやJim Hall等のモダン・ジャズは
殆んど聴いてきませんでした。

とはいうものの独学でジャズ・ギターを勉強する上で、いわゆる名盤と
いわれるものは一通り聴いていったのですが、Joe Passを初めて
聴いたのはVirtuosoでした。

今考えると凄いんですけど、生音で、テンポ・ルバートで、しかも
ソロギターという内容なので、自分がイメージするジャズ・ギターと
いうものとあまりに掛離れていたもので、CDは購入したものの、
持ってるだけという状況が長く続きました。

Joe Passのイメージが180°変わったのでは、Sara Vaughanの
Crazy and Mixed Upを聴いた時です。

ハゲのおっさんがバキバキとBe Bopを演奏して、あまりにも
ストレート過ぎてカッコいいなと思いました。
当時ジャズ初心者の自分がイメージするジャズ・ギターは正にコレでした。

VirtuosoにしてもCrazy and Mixed UpにしてもJoe Passのギターは
理論に忠実で、なんでこの音なんだろう?と悩ますことはないと思います。
正に教科書通りで、ジャズ・ギターを勉強する上ではJoe Passは
打って付けの教材だと思います。

確かMike Sternも最初にコピーしたのはJoe Passだと言ってたような
記憶があります。

そんなJoe Passが残した教則本Joe Pass Guitar Styleはきっと
タメになるのではないかと思っています。



記事検索


HMVジャパン


月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: