ギター界においてNo.1のデモンストレーターといっても過言ではない男がいます。
その名もPete Thorn。

彼のレビューはとても参考になりますね。

よくYouTubeで彼の動画を観るんですが、こんな物がありました。



BOSS DS-1でめっちゃ良い音出してる‼
本当にノーマルのDS-1かよ?と疑いたくもなるジューシーなサウンドです。

セッティングを見てみると、TONE下げ目、LEVELとDIST上げ目になっています。
TONEを上げるとジャージャーいうというか薄っぺらになるのは実感してますが、ここまで下げることは考えたことがなかったです。

DS-1 PT

早速試してみたんですが、あんな良い音は出ません。(泣)
もしや、あのRolandのギターアンプが良いのかな?と思い調べてみました。

Roland GA-212というアンプで既に生産終了。
ギター雑誌で見たことはありますが、実際に使っていた人を知りません。

Rolandは良いアンプを世に送り出していますが、GA-212は売れなかったみたいです。
やはりCOSM(Composite Object Sound Modeling)とかいう物の完成度が低かったのが原因ではないかと分析しています。

動画からはDRIVE約8、 VOLUME約4、 BASS約6、 MIDDLE約6、 TREBLE約6、 PRESENCE約2、REVERB約2に設定されているのが読み取れますが、使ったことがないのでサウンド・インジケーターの色では判断できません。ちょっと白っぽい感じはしますが・・・
クリーンでもDRIVEをかなり上げているのでクランチ気味なのかもしれません。
この動画ではDS-1をオフにした音を聴けないのが、唯一の不満点ですね。

手持ちのYAMAHA DG100-212のCLEANチャンネルではどうにもならなかったので、チャンネルを変えてイコライジングを寄せてみましたが、CRUNCH2を選択すると結構良い線行くことが分かりました。

以前から感じてはいましたが、Joe SatrianiもSteve Vaiも、どクリーンを歪ませている訳ではないないことからも、DS-1はそもそもクリーンチャンネルを単独で歪ませるのには向いていないんですね。
クリーンチャンネルを歪ませるにしても、かなりゲインを上げておくことが良いサウンドを出すための秘訣のようです。

クランチ気味、もしくはクランチサウンドをプッシュするという役割であれば、結構いい仕事をしてくれると思います。
今更の結論ではありますが、改めて実証してみました。

参考になれば幸いです。

ここ数年でギターや周辺機器の価格が上がって購買意欲を失せるところですが、BOSSは安定の安さ。
有り難いですよねぇ~。

BOSS DS-1は特に安いからついつい何個も買ってしまうんですよねぇ。
そして何個も改造してしまうという。(笑)
もはや一家に一台以上ですね。