多分、COTTON CLUBは、2014年10月にJOHN ABERCROMBIE QUARTETを観に行って以来だと思うので大分ご無沙汰でした。

今回はOz Noyがリーダーですが、お目当てはBernard Purdieです。
しかも、BassはWill Lee!!

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これは行かない訳にはいかなかったのです。(笑)
Bernard Purdieは御年77歳なので観れるときに観ておかないと絶対後悔しますしね。

Bernard Purdieは柱が邪魔で有名だった古いBlue Note 大阪で観たことがあります。

確か2000年にSoul Survivors名義でCornell Dupree, Dr. Lonnie Smith, Gordon Edwards, Bernard Purdieという濃いメンバーでの来日したのですが、本来リズム隊はWill LeeとSteve Gaddの予定だったんです。

それが急遽都合により、リズム隊がGordon Edwards, Bernard Purdieに変更されたのでした。

Gordon Edwards & Bernard Purdieも凄いリズム隊なのでそれはそれで凄く楽しめましたが、今回は、Bernard Purdie & Will Leeのコンビネーションが観れるんですから面白いもんですね。

かれこれOz NoyはNew Yorkも入れれば4回見てるし、Jerry ZもOz Noy Organ Trioで観てます。
Will Leeは数えきれない程観てます。

そんなミュージシャンが一同に会すんですから期待は相当なものでした。

結構早い順番で入場出来たので、Bernard PurdieをメインとしつつもOz Noyもじっくり観たいということで最前列のベストポジションを確保出来たと思ったのですが・・・

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Oz Noyの中音が滅茶苦茶デカい‼デカ過ぎる‼︎
レコーディングするならこれくらいの音量が必要なのかもしれませんが、2台のVOX AC30から放たれる音は暴力的ですよ。
P.A.不要じゃないの!?という勢いです。

隣の方は耳を塞いで観てました。(泣)

ボクの英語力はかなり低いですが、OzがM.C.で全てレコーディングしているみたいなことを言っていたような言ってなかったような・・・

そんなこんなでBernard Suffleを満喫するハズだったのですが、Oz Noyの爆音に遮られバスドラの音とか殆ど聴こえなかった・・・
Will Leeの歌も全然聴こえなかった・・・
バランスが最悪でした。

これまでいろんなクラブで最前列を経験してますが、こんなの初めてです。
Ozさん、音デカ過ぎますよ。(笑)

なんか、最高だったけど、最低だった。(泣)
今回は完全にポジションを誤りました・・・

不幸中の幸いというかOz Noyのペダル裁きはじっくりと観察することが出来ましたよ。
LINE6のM9はこう使うんだぁと妙に感心しました。

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Bernard Purdieも実に楽しそうに叩いてましたねぇ。

これまで気が付きませんでしたが、スネアを叩く左手のスティックは逆さまに持ってるんですかね?
それとも元々ステックの先が細くないものを使ってるんでしょうか?
ステックの真ん中辺はボロボロだったので、そんな頻繁にステックを変えるドラマーじゃないんですね。

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Bernard Purdieがソロを取るときはWill Leeはしゃがみ込んでプレーする気の配り様‼
ステージ真横のお客さんにまで気配りしてるんですね。
Willがいると、本当にステージが活気づきますね。
もっとWillのBassと歌を聴きたかった‼

Ozはストラトとテレキャスを頻繁に交換しながらのプレーで最前列にいたボクにとってはシングルコイルのピーキーな音が耳に痛く正常な判断が出来ないと思いますが、感想としてはかなりディレイとかアクロバティックに使うのは以前と変わりませんが、以前にも増してヴィンテージサウンドを目指してるんだなと感じました。

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歪はOver DriveというよりはFuzzっぽい歪みでスラップディレイと相まってより一層そう感じさせます。
Jimi HendlixのLittle Wingも演奏しましたが、サイケな感じも出ているので妙にハマってました。

なんか不完全燃焼感が拭えませんが、プレーヤー全員にサインをもらって会場を後にしました。(笑)